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2025.07.01
ブログ
スマホ紛失時の“本当にやるべきこと”とは?法人管理の観点から解説

営業活動に欠かせないスマートフォン。もしそれが突然「紛失」したら――。

個人の端末と違い、法人契約のスマートフォンには「顧客情報」「社内データ」など機密情報が含まれているケースも多く、対応を誤ると重大なインシデントにつながります。

今回は、万が一の紛失時に“本当にやるべきこと”を、法人管理の視点から解説いたします。


① まずは即時の“回線停止”を

最優先すべきは、回線の一時停止です。第三者による通話・通信を防ぐため、早急な対応が必要です。

ソフトバンク法人契約の場合:
「法人コンシェルサイト」または法人サポート窓口にて、即時の利用停止手続きが可能です。

▶ 法人コンシェルサイトはこちら


② 遠隔ロック・データ消去を実行

端末自体にロックをかける、またはデータの初期化を遠隔で行うことで、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが可能です。

主な手段:

  • Apple:iCloud「iPhoneを探す」→ 紛失モード/データ消去
  • Android:Google「デバイスを探す」→ ロック/データ消去
  • MDM(モバイルデバイス管理)を導入している場合は、管理画面から一括操作も可能

③ 社内管理者・責任者への即時報告

紛失の発生を速やかに社内へ共有することで、情報漏洩対策・代替端末の手配・顧客対応などを迅速に進めることができます。

報告内容の例:

  • 紛失日時と場所
  • 端末の種類・電話番号・管理番号
  • 対処状況(回線停止済・ロック済 など)

④ 紛失・盗難の届出(必要に応じて警察にも)

不正利用や情報漏洩が懸念される場合、警察への届出を検討することも重要です。

また、法人コンシェルサイト経由で提供される「あんしん保証パック(法人)」などのオプションに加入していれば、端末の交換・再発行手続きもスムーズに行えます。

▶ あんしん保証パック(法人)詳細はこちら


⑤ 社内ルールの明文化と再確認を

紛失後の対応を明確に定め、定期的に社内で共有・教育しておくことが、リスク低減につながります。

チェックすべきポイント:

  • 紛失・盗難時のフロー(回線停止→報告→記録)
  • MDMやリモートワイプの運用状況
  • 端末パスコード・FaceIDなどの設定徹底

まとめ

スマートフォンの紛失は誰にでも起こり得るトラブルです。しかし、法人であれば「予防」と「初動対応」の質が、被害の大きさを左右します。

ソフトバンクが提供する「法人コンシェルサイト」や各種管理ツールを活用しながら、万が一に備えた体制づくりを進めましょう。

今後もこうした“すぐに役立つ情報”を定期的にお届けしてまいります。